ペットの「移動火葬」なら自宅でお別れができる!葬儀の流れと特徴|ペット供養・ペット火葬:税込8,500円~|ペット葬儀110番

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ペットの「移動火葬」なら自宅でお別れができる!葬儀の流れと特徴

ペット葬儀は移動火葬で?メリット・デメリット

皆さんの家族でもあるペット。犬や猫などさまざまなペットと一緒に住んでいる方が多いと思います。近年ではペットを飼う方が増加している傾向にあります。

そんな愛らしいペットとも、いつかお別れをする日があります。ペットが亡くなると、庭や墓地に埋葬するのが主流でしたが、最近はペットの火葬ができる業者があるのを皆さんはご存知でしょうか?

人間の火葬は墓地や埋葬などの法律で定められていますがペットは違います。ペットは「一般廃棄物」とされているため、通常の火葬場でお骨にすることができません。今回は皆さんの家族であるペットと最後のお別れをするためのひとつの手段。移動火葬についてご紹介いたします。

自宅訪問で火葬してくれる「移動火葬」

亡くなったペットの火葬ですが、霊園や火葬業者にお願いして火葬場までいくことが多いと思われます。せっかくお別れをするなら自宅で式を執り行いたいと思われる方には移動稼動がおすすめです。

移動火葬車とは、車にペット専用の火葬炉を設置した特殊な車両のことです。移動火葬車の大きさはペットの種類(犬・猫・小鳥・ウサギ・ハムスター)によって異なります。一般的に、移動火葬は周囲への配慮のため、車には会社名などの記載がないのも特徴です。また、火葬時に発生する煙や臭い、ダイオキシンも発生させにくい作りとなっているので、小さいお子様も参列することが可能です。

火葬方法は以下の順番になります。

  1. 葬儀のご予約をします
  2. ご自宅に到着
  3. 炉前でお別れをし、火葬炉に収めます。(玄関でお別れをし、そのまま業者がお預かりすることも可能)
  4. 自宅の駐車場などで火葬をします
  5. お骨上げはご家族様が行います。お別れが辛い方は業者に頼むことも可能です
  6. ご返骨します

移動火葬車のタイプはさまざまです

移動火葬車のタイプはさまざまです

移動火葬車はペットの大きさによって異なります。小型ペット、中型ペット、大型ペットなどによります。ペットの骨を残せるよう、ペットに合った移動火葬車を用意しないと骨が消滅したり、黒くなってしまったりするケースがあるからです。今から移動火葬車について詳しくご紹介いたします。

・キャラバン式
キャラバン式とは、大型犬用の火葬炉が設置された火葬車のことです。しかし、体長が90センチ以上の大型犬や肥満体系のペットの場合は火葬できない場合があります。そのときは、個別の火葬をすることができるのでそちらで火葬することがあります。

・軽自動車式
軽自動車式は、小動物や猫、小型犬など小さいペットのための火葬車です。この火葬車は小動物や小型の動物用に火葬温度も調整されているので骨が消滅しないようになっています。

・小さなペットの遺骨も残せる専用車もあります
皆さんの中には、小鳥やハムスターなどの小動物の中でも小さいペットを飼われている方がいるかと思います。普通の小動物や大型犬の火葬車に依頼すると、ハムスターなどの小さい小動物のお骨が消滅してしまうことがあります。対応しているペットについて調べることでお骨のトラブルを防ぐことができます。

このように移動火葬にはさまざまなタイプがあるため、業者に頼む前に自分のペットの火葬に対応してもらえるか一度確認してから頼みましょう。次は移動火葬のメリット・デメリットについてお伝えします。

移動火葬のメリット

移動火葬のメリットは全部で5つあります。

  1. 皆さんの都合に合わせて依頼することが可能
  2. 動物霊園まで移動する必要がないため、お体の不自由な高齢者の方でも安心
  3. ご友人や親戚の方の参列も可能。
  4. 住み慣れたおうちで葬儀を挙げることができる。
  5. 移動火葬をする際に、さまざまな時間帯に対応してくれる

移動火葬のデメリット

移動火葬のデメリット

移動火葬のデメリットは全部で4つあります。

  1. 納骨や埋葬は自身で行わなくてはいけないこともある
  2. 大きなペット、大型犬などは火葬できない場合がある
  3. 人目を引く可能性もあるので気になる方はおすすめできない

    ※自宅から離れた場所で行うこともできるので、一度ご家族と相談してみるものいいでしょう。

  4. 天候によって火葬が難しい場合があるので、日を改めなくてはいけないことがある

また、移動火葬ではさまざまな問題があります。その中でもよく挙げられるのがお骨の問題です。ペットの移動火葬を依頼し、火葬したところお骨が真っ黒になってしまったケースがあります。

本来の移動火葬では、火葬時の温度をペットの大きさに合わせて火葬することがほとんどです。しかし、稀にお骨が真っ黒になってしまうケースもあります。せっかく火葬をしてお見送りをしたいのにこれでは悲しいですね。

業者によっては、火葬している状況を専用の小窓から確認させてくれるところもあるので辛いですが皆さんで確認することがおすすめです。また、業者に頼むときは、必ずペットの大きさをしっかり確認していただき、火葬からお骨に至るまでの過程を確認したうえで依頼しましょう。

移動火葬と斎場や霊園の火葬施設…結局どちらがいいのか?

移動火葬は便利で忙しいご家族の方にはありがたい葬式方法ですが、やっぱり霊園の火葬施設でお別れしたい方など分かれると思います。では一体どちらの葬式方法の方が良いのか…。迷われる方も多いと思いますので、それぞれのメリット・デメリットをポイントごとに分けてご紹介いたします。

・火葬場所について
移動火葬の場合、小さいお子様やお体の不自由な高齢者の方でも火葬に立ち会うことができ、家族全員でお見送りすることができます。火葬のみをご希望の方には、都合がつきやすいのでおすすめです。

霊園の火葬施設の場合は、天候に左右されることなく火葬することはできますが、霊園まで向かう必要があります。また、日時を決めなくてはいけないので時間を取られることがあります。

・納骨について
移動火葬の場合は、完全個室のためほかのペットの骨と混ざってしまうことがなく、皆さんのペットのお骨のみ回収することができます。しかし、納骨や埋葬ができないことがあります。その場合、火葬後は皆さんで墓地や庭に埋めていただく必要があります。そのために少しお時間を作らないとなりません。

霊園の火葬施設の場合は、火葬から納骨まで行うことが可能です。また、施設内で埋葬もでき、専門の業者がしっかりと埋めてくれるので安心です。

・時間について
移動火葬の場合は、時間の融通が利くのでさまざまな時間帯に火葬することができます。業者によっては遅い時間まで対応しているところもあります。

霊園の火葬施設の場合は、日時を決めて行うため、変更等をするとすぐ火葬することが難しくなってきます。

このようにそれぞれにメリットとデメリットがあるため、よく比較して最適な選択ができるといいですね。大切なのはペットのためにしてあげたいことをすること、飼い主である皆さま自身が納得できるお見送りをすることです。

まとめ

家族の一員でもあるペットと最後のお別れをする葬式。近年ではペットの葬式は墓地や庭の埋葬から火葬が主流となってきました。火葬をするにあたり、忙しいご家庭だと時間を作るのが大変だったり、小さいお子様や体が不自由な高齢者の方だと参列するのが大変です。

そのようなときに移動火葬という方法も選択肢に入れてみてください。火葬炉を設置した車を使ってご自宅やその近くで火葬を執り行うことが可能です。また、火葬した際の煙や臭いが発生しにくい作りになっているため、周囲への配慮も整っています。デメリットとして天候に左右されるケースや、納骨や埋葬ができないことが挙げられます。

ペット火葬の方法が多様化した今、さまざまな選択をすることができます。移動火葬を含め、最適な方法を選択していきましょう。

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