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ペットを供養するための色々な方法

かつては、亡くなったペットを家のお庭に土葬する習慣もありましたが、現代では火葬を行うことが一般的になっています。しかし人間とは違い、火葬後の供養方法は未だに確立されていません。
当たり前のようですが、ペット自身は仏教やキリスト教など、宗教や宗派といったものには属していません。
そのため、亡くなったペットをどのように供養するのかについては、飼い主の方次第となります。
それでは、ペットの供養の仕方は、どんな方法があるのでしょうか。

遺骨を埋葬する場所

愛するペットのためにきちんと供養してあげたいという気持ちは、多くの飼い主の共通意識だと思います。
しかしながら、その遺骨を供養する方法はいくつか種類があるため、その中からペットとご自身のためになるものを意識して選択しなれければなりません。その際のご参考になるよう、代表的な供養の方法をご紹介いたします。

ペットの埋葬方法

合同供養塔

合同供養塔

他のペットと一緒に埋葬するお墓です。

個別墓地

個別墓地

ペットごとに墓石を設置し、骨壺ごと埋葬するお墓です。

納骨堂

納骨堂

霊園の屋内に設置されており、骨壺や写真などを飾ることができます。

・合同供養塔

火葬後、他のペットと一緒に遺骨を埋葬します。埋葬方法の中では比較的安価な方法です。
また、ペットが寂しくないように、こちらの方法を選ばれる方もいらっしゃいます。
寺院や霊園では供養祭が開催されることも多く、開催日には参列することができます。

・個別墓地

人間と同じように、個別の墓地と墓石が用意されます。墓石のデザインを選んだり、名前を刻むことも可能です。
もちろん、いつでも好きなときにお参りに赴くことができます。

・納骨堂

ペット霊園では納骨堂を備えていることが多く、棚タイプや、個室タイプなど様々なものがあります。中には、仏像や釈迦涅槃図などが飾られている所もあり、定期的に読経してくれるサービスもあります。

自宅での供養も

自宅での供養も

遺骨を引き取り、ご自宅で供養するという方法もあり、ペット用の仏壇・仏像といった仏具なども販売されています。
仏具の代わりに、花スタンドや写真立てを飾り付けるという方もいらっしゃいます。
また、一旦はご自宅に引き取り、その後初七日や四十九日といった忌日に霊園に埋葬、納骨するという方法もあります。他にも、遺骨を手元に残しておきたいという方も多く、小さな骨壺である分骨器も人気を集めています。

ペットの遺骨は、墓地や霊園などに埋葬する方法が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、ご自宅にて供養する方の割合も大きく、写真やプリザーブドフラワーを飾って、独自の祭壇を作る方もいらっしゃいます。
さらには、ペットの遺骨をペンダントなどの記念品に加工することによって、いつでも手元で供養ができるようにするというサービスも需要が伸びています。
このように、供養の仕方にはさまざまな選択肢があるので、お好きな方法を選ばれると良いでしょう。

自然に還すという供養

ペットの遺骨は、お墓に埋葬したり、自宅で供養する方が多いです。最近では、遺骨を自然に還して供養しようという考えも広がっています。そのような供養の仕方を「散骨」と呼びます。
人間の葬儀の仕方として徐々に認知されてきた供養方法ですが、ペットにも浸透しているのです。
ペットが生まれた命を自然に還してあげたい想いで行う方や、お墓を購入したり、お経を上げていただいたりする負担を減らしたいという理由で散骨を選ばれる方などがいらっしゃいます。
具体的に、どのような場所で散骨を行っているのでしょうか。

散骨による供養と場所

海洋葬

海洋葬

船で海に出て、水溶性の紙に包んだ遺骨を撒きます。

山林葬

山林葬

山林にて遺骨をする方法で、紙などに包まずそのまま散布することが多いです。

樹木葬

樹木葬

お庭やベランダのプランターに遺骨を撒き、その土でお花や樹木を育てます。

散骨による供養とは、海・山林・庭先など自然がある場所にペットの遺骨を撒いて供養する方法を言います。ペット霊園の中には、散骨のプランを提供している所もありますが、散骨の際には注意点があります。散骨は法律などで規制されてはいませんが、節度を守った行動が必要になることを忘れてはいけません。
供養のための散骨が原因となって揉め事が起きないよう配慮しましょう。

散骨を行う際の注意点

散骨を行う際の注意点

遺骨はパウダー状にまで細かくしなければならないということが1番に挙げられます。そのため、粉骨を行いますが、粉骨後の骨を保管する際に場所を取らないというメリットもあります。
ペット葬儀の業者の中には、粉骨サービスを行っているところもありますので、散骨の際は活用すると良いでしょう。
ご遺族が行うことも不可能ではありませんが、遺骨を砕くことに抵抗感がある場合や、綺麗に粉骨できない場合などには役に立つサービスです。

ここまでご紹介してきましたように、ペットの供養には様々な方法があります。
ペットブームという言葉を聞くようになってから久しいですが、その流れは成熟し、今ではペットの飼育率は3割に達していると言われています。それだけに、ペットの最期をどのようなものにするのかを決めておくことは、とても大切なことです。業者ではご遺体のお引き取りから供養まで、さまざまなサービスを提供しています。どれがペットとご自身に合ったものかをよく考えて選び、ペットをきちんと成仏させてあげましょう。