犬はペットであるだけでなく、人間のよきパートナーであり大切な家族の一員にもなりえる存在です。そのような大切な愛犬が亡くなってしまったとき、丁寧に弔ってあげましょう。近年では、愛犬を火葬して供養してあげるという方が多いです。しかし、火葬後の愛犬の遺骨はどうすればよいのかわからないという方もいるかもしれません。
そこで火葬後の遺骨そこでこのコラムでは、火葬後の遺骨をどうすればいいかいくつかご紹介していきます。このコラムが、大切な愛犬の遺骨をどうすればいいかの参考になれば幸いです。
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【愛犬の火葬後】遺骨を保管する方法
愛犬が亡くなってしまった際、一緒に時間を過ごして来た大切なパートナーの遺骨だからこそ、自分のそばに保管しておきたいという方もいると思います。この章では、愛犬の火葬後の遺骨を保管する場合の注意点などについてご紹介します。
遺骨を自宅で保管する
愛犬の遺骨を自宅で保管する場合は、遺骨を入れてあげるための骨壺を用意してあげましょう。また、位牌を用意してあげれば愛犬の名前や命日を残しておくこともできます。位牌は人間用のものだけでなく、ペット用のものもあるため探してみてはいかがでしょうか。
位牌は、必ずしもなければならないというものではないです。しかし、位牌は愛犬にお参できる供養の場になるため、ご自身やご家族の気持ちが楽になるかもしれません。
遺骨を保管する場所は決まっている?
ペットの遺骨の保管場所は、法律による規制がありません。そのため、愛犬の遺骨を自宅で保管する場合は、お参りのしやすい場所で保管することをおすすめします。
しかし、カビの発生を防ぐために、湿度が高い場所や温度差が激しい場所は避けるようにしましょう。また、ご自宅に仏壇がある場合は愛犬の遺骨の入った骨壺を一緒に置いてあげるのも一つの手です。具体的なカビ対策に関しては後述します。
遺骨を保管するときは湿気に注意しましょう
人の遺骨でも同様のことがいえますが、愛犬の火葬後の遺骨を保管する際は湿気に注意しなければなりません。湿度の高い場所や温度差が激しい場所に遺骨を保管していると、骨壺内に水分が発生し遺骨がカビてしまうことがあります。
大切な遺骨をカビから守るためにも、高温多湿の場所に骨壺を置いておくのは避けてください。また、骨壺の中に吸湿剤/除湿剤を入れたり、骨壺の蓋にテープを貼って水分が入りこまないようにしたりなどの湿気対策をおこなうことをおすすめします。
ほかには、遺骨を粉状にして(粉骨)真空パックに保管するのも効果的です。ペット葬儀業者によっては、愛犬の火葬後に粉骨をしてくれることがあります。自分の手で愛犬の骨を砕くのに抵抗があるという場合は、業者に依頼しましょう。
【愛犬の火葬後】遺骨を受け取る方法
法律上、自分でペットの火葬をおこなうのは違法です。そのため、愛犬を火葬する際は業者を利用することになります。業者に火葬を依頼する際には、火葬のプランによっては遺骨が受け取れない場合があるため注意してください。火葬のプランには次のようなものがあります。
合同火葬
・遺骨返却なし
一度に多くのペットを同時に火葬する方法です。費用は安価ですが火葬に立ち会えない上に、埋葬や納骨までがセットとなっているため基本的に遺骨は返却してもらえません。
立会個別火葬
・遺骨返却あり
ペットの火葬にその場で立ち会え、遺骨も返却してもらえる方法です。合同火葬に比べて費用は高めですが、ペットの火葬にしっかりと立ち合うことができます。
一任個別火葬
・遺骨返却あり/なし
個別にペットを火葬してもらえますが、立ち会いがなく業者に火葬を一任する方法です。火葬に立ち会う時間がないが遺骨は受け取りたいという場合におすすめの方法です。しかし、業者によって一任個別火葬の際に遺骨を返却するかどうかは異なるため火葬を依頼する前にしっかり確認しましょう。
火葬を依頼する場合は、必ず遺骨を受け取れるかどうかを確認しましょう。また、業者によってはこれら以外にも火葬プランがある場合もあります。どの業者がいいのか、どのプランいがいいのかわからないという場合はペット葬儀110番にご相談ください。ご希望に添った葬儀プランを提供できる業者を紹介いたします。
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【愛犬の火葬後】遺骨を霊園に埋葬する方法やそのほかの供養・葬儀方法
火葬後の愛犬の遺骨を埋葬して、しっかりと弔ってあげたいと考える方も多くいるのではないでしょうか。この章では、遺骨を埋葬する場合の方法や注意点などについてご紹介していきます。
遺骨を埋葬する場所
愛犬の遺骨を埋葬する場所はペット専用の霊園などがありますが、それ以外にもいくつか候補があります。ここでは「合同供養塔」「納骨堂」「個別墓地」の3つを見ていきましょう。
・合同供養塔
ペットの遺骨をほかのペットたちの遺骨と一緒に埋葬するための場所です。合同で埋葬をおこなう関係上、安価で埋葬できることが多いです。
・納骨堂
墓石などはありませんがペットの遺骨が個別で管理されているため、お参りがしやすいです。毎年管理費用がかかりますが、納骨堂の規模によって料金が大きく異なります。
・個別墓地
ペット霊園などの個別でお墓を立てることができる場所です。墓石の費用とお墓の管理費用が必要なため高額になりやすいです。
散骨で供養する方法も
ペットの遺骨を埋葬する際は、散骨という手段で供養するのも一つの手です。散骨とは、火葬後の遺骨を粉骨して山や海などにまいて供養する方法のことです。遺骨を埋葬するため施設の管理費用などが必要なく、近年増加傾向のある供養方法です。
個人で遺骨を埋葬することはできる?
大事な愛犬の遺骨だから、自分の手で埋葬してあげたいという方もいるかもしれません。個人で遺骨を埋葬することは可能ですが、公園などの私有地以外の土地に遺骨を埋めると違法になってしまうため注意が必要です。個人で遺骨を埋葬する際は、必ず家の庭などの私有地でおこなうようにしましょう。
火葬から埋葬まで業者に依頼するには
いざ大切な愛犬が亡くなってしまったら、どのようにして弔ってあげればいいかわからないという方もいるでしょう。そのようなときは、ペット葬儀110番をご利用ください。
ペット葬儀110番では、かけがいのない家族の火葬から埋葬までをおこなってくれる業者をご紹介しています。「遺骨を受け取りたい」「火葬に立ち会いたい」「ほかのペットたちと一緒に埋葬してあげてほしい」などのご要望にもお応えできるため、ぜひご相談ください。
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ペットの遺骨は手元に残していても問題はない?
愛犬を失ってしまうというのは、とても悲しいことです。少しでも愛犬が生きていた証を残すために、遺骨を手元に置いておくという方も多くいます。しかし、火葬後の愛犬の遺骨は手元に置いていても問題のないものなのでしょうか。
遺骨は無理に手放す必要はない
法律的には、遺骨を手元に残すことに対して規制がありません。そのため、ペットの遺骨が手元にあることで気持ちが楽になるということであれば、遺骨を持っていることをおすすめします。
また、遺骨を埋葬してあげないと供養できないのではと疑問に思う方もいるかもしれません。しかし、火葬自体がペットを供養し成仏させるための儀式となるので、無理に遺骨を手放そうとしなくても大丈夫です。
アクセサリーとして肌身離さず持つことも
愛犬の遺骨を肌身離さず持っておきたいという方におすすめなのが、遺骨アクセサリーです。遺骨アクセサリーとは、身に着けられるペンダントやキーホルダーなどに粉状にした遺骨を入れておけるものです。普通のアクセサリーとして利用できるため、周りの視線を気にせずにペットの遺骨を持つことができます。
ペットと一緒のお墓に入ることはできる?
大切なペットと、最期を共にしたいという方もいるのではないでしょうか。法律上はペットと一緒のお墓に入ることは問題ないです。しかし、霊園側の意向や宗教上の理由で一緒のお墓に入るのが禁止されている場合もあります。そのため、ペットと一緒のお墓に入りたいという場合は必ず霊園に確認を取るようにしましょう。
大切な愛犬が亡くなってしまったときは、しっかりと供養をしてあげてください。供養をすることによって、気持ちの整理がつくこともあるでしょう。ペットの火葬や埋葬をしてくれる業者をお探しの際は、ペット葬儀110番のご利用をおすすめします。
具体的な火葬や埋葬方法がわかならいという場合でも大丈夫です。ペット葬儀110番では、24時間365日対応できる無料相談窓口があるため、わからない内容がありましたらまずは相談してみてください。